■ 見た目は直ったように見えても…

雨漏りを止めるために、
瓦の隙間をコーキングで埋めてしまうケースがあります。

一見すると隙間が塞がり、
「これで安心」と思われがちですが、
実は逆効果になることもあります。

雨漏りの原因や対処については、「日向市の雨漏り修理・屋根点検」ページでも解説しています。


■ 水の「抜け道」がなくなると起きること

瓦屋根は構造上、
内部に入った水を外へ逃がす仕組みになっています。

しかしコーキングで塞いでしまうと、

・水の逃げ道がなくなる
・内部に水が溜まる
・湿気を保ち乾きにくくなる

といった状態になります。


■ 実際の現場の状況

今回の写真は、
瓦の水の抜け道をコーキングで塞いでしまっていた事例です。

瓦をめくって確認したところ、
3日間晴れが続いた後でも内部に水が残っている状態でした。

これは、水が外に排出されず、
屋根内部に溜まり続けていたことを示しています。


■ 放置するとどうなるか

この状態が続くと、

・雨漏りの悪化
・下地の腐食
・カビや湿気の発生

など、建物全体への影響につながる可能性があります。


■ 正しい対処方法

このような場合は、

・コーキングの撤去
・水の通り道の確保
・原因箇所の適切な補修

が必要になります。

表面だけを塞ぐのではなく、
水の流れを理解した施工が重要です。


■ 見えない部分の判断は難しい

屋根の内部は普段見えないため、
誤った処置がされているケースも少なくありません。

「一度直したはずなのに雨漏りが止まらない」
という場合は、こうした原因も考えられます。


■ まとめ

瓦屋根は、水を完全に遮断するのではなく、
流して逃がす構造になっています。

コーキングで塞ぐことで、
かえって雨漏りを悪化させてしまうこともあります。

違和感を感じた場合は、
早めの点検をおすすめします。


■ お問い合わせ

平和瓦では
瓦屋根診断技士・瓦屋根工事技士・かわらぶき技能士による
無料屋根点検を行っております。

日向市周辺で屋根のことで気になることがありましたら、
お気軽にご相談ください。